今日のひとこと。6.10.2023

場違いであると感じたときのことを教えてください。

これまでの人生、場違いであるような場所にいくことはあまりなかったように思います。

それでも少しはあったかな・・・あ、そうそう、思い出しました。

時はバブル絶頂期、1987年のことだったと記憶しております。
北海道出身の私は東京で貧乏学生をしておりまして、バイトも毎日はしておらず、日々食うものにも困るような生活を送っておりました。

そんな時に「あ、行ってみようかな」なんて思い立って、行ってみたのが夜の六本木。

それはそれは煌びやかな夜の街でありました。

さて、どうしようか・・・そうだ、六本木といえばアーモンド(ALMOND)、じゃなかったアマンド、と思い、六本木交差点にあるアマンドに行ったのですが、そもそも六本木で何をするかも考えておらず、手持ちの軍資金も多くない私は、ただピンクのテントを見上げるだけでした。
その後は見知らぬ異国の人々や酔って浮かれた大人たちを横目に眺めながら六本木の夜の街を徘徊して、「ああ、こりゃ場違いなところに来ちまったな・・・」と、ちょっと後悔。
結局、当時の営団地下鉄日比谷線の六本木駅の近くにあった吉野家で牛丼を1杯食べて、電車を乗り継いで4畳半一間の下宿に帰った私なのでありました。

ちなみに、六本木にヴェルファーレができたのはそれからずっと後のことでした。たぶん、マハラジャはあったんじゃないかな?麻布十番だけど。そういえば、六本木ではトゥーリアで照明落下事故というのもありました。あの時に、当時の防衛庁の近くを歩いているとドレスチェックの黒服がいたディスコの前も通ったのですが、あれがトゥーリアだったのだろうか・・・。

あの時の場違いなヤツも、今では六本木なんて普通に行ける街になりました。
ここ数年は麻布十番には行ってましたが、六本木まではなかなか足を運べていないなぁ。

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