今日のひとこと。6.11.2023

祝日を考案してください。 どのように、なぜお祝いするのか説明してください。

私はそもそも祝日=休日という考えが当たり前になっていることが間違っていると考えています。

世の中には祝日であってもお休みできずにお仕事をしている人がたくさんいるのです。
その一方で、さあゴールデンウィークだ!だの、お盆だの正月だのと浮かれていることに大問題があると思っております。
そんなことだから大渋滞もしますし、どこに行っても人混みで大混雑で、何が楽しいんだろうと思います。まあ、人は皆と同じ行動をしていると安心しますし、祝日にみんなで休んでいれば会社の業務も進みませんからさらに安心して休んでいられるのでしょう。
一方で、祝日に仕事をしている人々もたくさんいます。観光地ではたくさんのお客様が来るからここが稼ぎ時だとして一生懸命に働いているのです。祝日を楽しく過ごすことができるのはそういう人たちの努力があってこそ成立するのであります。

そこで、今回のお題からはちょっと脱線するようなお話ですが、休日を分散させられるようにすれば良いのです。これは国の観光政策の中に「休日分散取得政策」を盛り込んで推進すれば良いわけで、決して難しいことではございません。バカンス制度を導入しても良いかもしれません。私は日本の政府、行政はかつてに比べて極端に政策執行能力が低下していると考えておりますが、それくらいのことはできるだろうと期待します。まあ、こんな私に言われなくてもしっかり考えていると思いますがね。せいぜい頑張ってください。

さて、前述のお話から、新たな祝日を考案するという本日のお題の回答ですが、祝日にお休みしない人々、お休みできない人々のために新たな祝日を制定しましょう。
日本の祝日は延べ16日(振替休日を除く)ありますので、せめて月に1日、「祝日に休めない人のための振替祝日」を設定しましょう。そしてその「祝日に休めない人のための振替祝日」にも休めない人のために「祝日に休めない人のための振替祝日」の振替休日も設定しましょう。お祝いの方法は至って簡単で、“従来の祝日”にお休みできない人がお休みするのです。だって、“従来の祝日”をお祝いできない人たちなのだから。さらにその日にもお休みできない人のために振替休日の設定しておけば、日本国民全員が祝日にお休みできるじゃないですか。これはぜひ実現したいものです。

対象となる人は、小売業者、飲食業者、福祉・医療関係者、運輸業者、物流業者、生活インフラ関連業者・・・まだまだいるでしょうね。そういう方々がしっかりとお休みするのです。

上記の業種の人々が一斉にお休みするとどうなるでしょうね。食べ物は買えない、外食もできない、急病や事故になっても治療ができない、介護もできず、電車・列車も動かず、配達物も届かない、電気・ガス・水道も止まる・・・考えていくと恐ろしくなるでしょう。そういうものが一斉にストップするのです。世の中は祝日にお休みできない人々のおかげで成り立っていることがわかるでしょう。そこで振替休日を設けることで、我慢できる程度の間引き操業は可能になりますのでご安心ください。
そのような方々に日ごろから感謝するべきだということから「勤労感謝の日」(かつての新嘗祭)とは別に、例えば「エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)の日」や「エッセンシャルワーカーズデー」などとしてはいかがでしょうね。

我ながらなかなか良い提案だと思います。近い将来に実現したいものです。どこかの会合で発言を続けていけば、本当に現実のものになるかもしれません。ただし、結局は日本政府の政策執行能力の低下を食い止められるかどうかが最後の条件、実現へのラストピースになるでしょう。

最近は全国旅行支援も含めて、何でもポイントで解決しようとするからなぁ。願わくば「祝日に休日を取得できない人のためにマイナポイントを付与します」などとはなりませんように。

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