歴史上の人物に会えるとしたら誰がいいですか ? それはどうしてですか ?
会ってみたい歴史上の人物はたくさんおります。
もう数えきれません。洋の東西を問わず、また古代から近代まで、たくさんの人々に会ってみたいです。
今、ぜひ会ってみたいと思うのは高杉晋作さんです。
幕末という時代の中で、当時の日本で世界に目を向けることができたのはこの高杉晋作が筆頭だったであろうと思うのです。
長州藩の名家に生まれ、松下村塾で吉田松陰の下で学び、上海に留学し、上海がイギリスやフランスの脅威を肌で感じることとなって、攘夷運動と討幕に突き進んだのですけれども、その後の過激な活動も高い志があってのことだったことでしょう。
その志も、若干27歳で結核により早逝してしまったのですから、まさに志半ばで会ったと思います。
一般に過激な武闘派の印象もあるかもしれませんが、彼はその後の日本のあるべき姿も考えていたのだろうと思うのです。
彼がもっと長く生きていれば日本はどうなっていたかな・・・。
彼が描いていた未来の日本とはどのようなものであったか、また、彼が今の日本を見てどう思い、どう語るかも聞いてみたいものです。
翻って、現代において彼ほどの高い志と能力を持ち合わせた人がいるかなと思うと、なかなか思い浮かびませんね。誰もが目先の利益や権力のことばかり考えているに思います。
何を未来に残していくべきか、高い志を持って今を全力で駆けていく、高杉晋作のような人物が現代に存在しても良いのではないでしょうかね。
私など彼の倍も長く生きてきて、彼の足元にも及びません。せめて彼の爪先が見えるくらいにはなりたいものです。
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