文化遺産のどのような側面に最も誇りを感じたり、興味を持ったりしますか ?
文化遺産には様式美、機能美を求めますね。
なぜその形になったか、それにはどのような機能があるのか、そして、そこには伝えなければならなかったメッセージもあると思うのです。
見て触れて何か伝わってくることがあることが文化遺産の大切な価値になると考えます。
それらが見出だせないものは、初めは関心があってもやがて興味はなくなってきます。
あと、誇りを感じることはあるかなぁ。私が作ったものであればともかく、文化遺産は私が作ったものではありませんし、そもそも私は誇れるものを作る技量を持ち合わせておりませんから。文化遺産に感心することがあっても、誇りはどうかな。それはまた別の次元のお話であるように思います。
さて、改めて思うのですけれど、はたして現代社会で文化遺産として残るものはどれくらいあるのでしょうか。
お金なんてどんなにたくさん残してもいずれは使い果たしてしまうものです。文化はそうはならない。ただし残す価値のないものは残らず、残す価値のあるものは残るべくして残るものです。そういうものが文化と言われるようになって、現在に至っている。
後世に残すことができるしっかりとした文化を残したいものだと思います。
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