ひがしもこと乳酪館 & 道の駅メルヘンの丘めまんべつ【大空町】 | カマンベールチーズソフト

東北海道・飲食探訪記

2021年11月11日(木)

この日の午前に美幌町の点香苑で手づくり豚まんを食べた(『点香苑【美幌町】|手づくり豚まん』)後、続いて隣町の大空町に向かおうしていたところで、ふと東藻琴の乳酪館にあるチーズソフトクリームが食べたいと思った私。
そう思っちゃたんだから仕方がない。一路、東藻琴に行き、乳酪館を訪れようではないか、ということになったのであります。

大空町は2006年に旧・女満別町と旧・東藻琴村が合併して誕生した町。吸収合併ではなく対等合併だから町名も新たに「大空町」となった、ということでありますね。町名の由来はもちろん女満別空港があるから、ということですね。そのうえに大きな建物も少なく、空がまさに大空、という大空町なのであります。

さて、そうこうしているうちに東藻琴に到着。美幌町の市街地からは国道39号線、国道334号線と進んで約20キロ、時間にして約25分、といったところです。町の中心部の画像は撮影しておりませんが、スッキリとまとまった、印象の良い街。おそらく市街地が碁盤の目のように升目状になっているので、道路が入り組んでいないことがそう思わせてくれるのだろうと思いました。

目的地の「ひがしもこと乳酪館」は市街地の北西の位置にあります。小さな町ですし、案内看板がしっかりと出ているから迷わず行ける場所ですね。
駐車場に車を停めて、乳酪館までお散歩気分で向かっていきましょう。

駐車場の傍らにはこのような看板があります。「アイスクリーム・飲み物等あります」の文字に期待がふくらみます。その下には休館日の記述が。今日は11月11日、木曜日ですから開館してますね。
あ、画像を撮影している私の影が見切れているのはご愛敬。。。

乳酪館に続く道にはこのようなモニュメントがあります。
立っている子どもが真っ裸なのもご愛敬・・・かな?

道を進むと、このようなピザ工房があり・・・
「大空町で本場イタリアを食す」とあるのはチーズに自信があるのでしょうね、しかし、休業中のようで、本場の味をいただけないのはちょっと残念。。。
先に進みましょう。

道が二手に分かれておりますが、左側の建物も気になりましたので、左の道を進むことにします。

こちらの建物は「東藻琴村 乳製品加工研究所」です。1982年11月に建設され、チーズの生産、酪農振興、地場産業の育成を進めていた拠点ですね。今はその役割を乳酪館が担っているようですが、こちらは今でも稼働しているのでしょうか。ちなみに乳酪館がオープンしたのは1996年だそうですから、その間14年はここでチーズ製造を行っていたのでしょうね。

さて、前置きが長くなりましたが、このスロープを渡って・・・

無事に乳酪館に到着。

・・・と思ったら、こちらはガラス窓であって、入口はこの左側にある木製の自動ドアでありました。

館内に入って、まずは館内のマップを確認。

このフロアは2階であって、主に酪農やチーズ製造の展示スペースとなっており、売店と体験交流室が併設されているという構成。奥には階段があって、階下には製造工程が見学できる通路がある、となっています。

さて、館内の様子をちょっとだけ紹介。

中央に鎮座するのは乳牛のパネル。
その他、カウベルやミルク缶などが並んでおり・・・

この奥にはチーズについてのパネルや資料、ジオラマなどの展示があります。

大きな窓からは東藻琴ののどかな風景が一望できます。大空町ですから空も大空。さらに今日は晴天。実に気持ちがよろしい。
天晴(あっぱれ)!

さぁて、そろそろカマンベールチーズソフトをオーダーしましょう。

・・・しかし、販売カウンタ―に行ってみると、どうも様子がおかしい。
というのも、カウンター奥にあるソフトクリームマシンが動いていないようです。さらには食券の販売機と思しき機会には布がかかっている・・・。

「あのぉ~、ソフトクリームは・・・?」

カウンター内にいる係りの方に問い合わせてみると、なんとこの乳酪館でのソフトクリームの販売は「10月いっぱいで終了しております」とのこと。
ありゃ・・・まあ。。。

ならば、ここでのカマンベールチーズソフトは諦めることとして、たしか女満別の道の駅「メルヘンの丘」でも売っているはず・・・ですよね。係りの方は「そうですね。」ということでありますので、こうなれば「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」に直行です。もう口の中がソフトクリームを食べないで帰ることはできないほどの臨戦態勢になっております。後には引き下がれませんわ。武士の情けじゃ~、行かせてくれぇ~・・・って、誰が武士じゃ。。。

かくして、「ひがしもこと乳酪館」を一通りご案内しておいて、私は一路「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」へ!

到着。
こちらが「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」。
乳酪館からは距離にしておよそ15キロ、時間にして約20分。
女満別の市街地から網走方面に向かっておよそ3キロの、国道39号線沿いにございます。
画像は道の駅にある女満別アンテナショップ「ほのか」の店舗外観。

トイレも3か所あって、意外にも、というと失礼かもしれませんが便利です。

その他にもフードコートと観光案内所がある「メルヘンぴっと」、食品加工施設、多目的屋内広場、それに地元野菜の直売所、網走刑務所の刑務作業製品の販売所もあって、なかなか充実の施設なのであります。

ちなみに「メルヘンの丘」という名称でありますが、この道の駅のあるところがメルヘンの丘、というよりも、この道の駅のすぐそばに広い畑にカラマツが並ぶ風光明媚な丘があって、そこが「メルヘンの丘」。黒澤明監督の映画「夢」でロケ地となったことで知られるのだそうです。「メルヘンの丘」には今回は行かないことをご了承いただき、いずれまたの機会にご紹介することにする所存であります。

さて、いろいろとご紹介したい気持ちもあるのですが、まずは目的のカマンベールチーズソフトをいただくことにいたします。

改めて「ほのか」へ。

入口の柱にある看板に目を奪われ・・・「ひがしもこと乳酪館」のミルクソフトクリームが300円、チーズソフトは350円。
やっぱり一押しの商品なのね。この位置に表示してたら絶対に見ちゃうわ。
なお、その下の白い恋人のソフトクリームとシェイクはスルー。

んで、「ほのか」の店内を撮影しようと思ったのですけれど、そこは「店内の撮影はご遠慮」という商業施設での暗黙のルール、不文律というものがありまして、だいたいはお店の方にご了解をいただいて撮影するのですけれど、なかなか声をかけられずにいたため、今回は撮影することなくソフトクリームの購入を済ませて出てまいりました。

こうして紆余曲折を経て、カマンベールチーズソフトを購入することができました。
看板の画像を見てもわかるのですが、純白のソフトクリームに対してカマンベールチーズソフトはほんのりチーズ色。

さあ、いただきましょう。

さすがにチーズ味。ひがしもことカマンベールチーズの味わいがしっかりと、そして食べ進めて行くほどに濃厚に感じられます。独特のコクがあってまことに美味でありますよ。
11月も半ばながら日差しも穏やか。ほどよい涼しさを感じつつ、頭がキーンと痛む感覚も心地よく、一気に食べてしまいました。
あ~、マジで美味かったっスよ。

その後は道の駅構内をちょっとブラブラ。

大空町の「大空八景」のご案内看板。
ひまわり畑、高台からの眺望、網走湖の女満別湖畔、そういえば東藻琴の芝桜公園も藻琴山も大空町だね。大空だけじゃなくて畑に山に湖も。大空町っていろいろ見どころがあるのね。

隣の看板は大空町とその周辺市町村のマップ。
意外とオホーツク海に近いのだなということがわかります。たしかにお隣は網走市と斜里町だもんね。北見市との距離は38キロか。これも意外と近いんだな。空港もあるし、何かと便利な町なのよね。改めて勉強になるわぁ~。

ということで、今回は「ひがしもこと乳酪館」と「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」の2か所を巡って、ひがしもことカマンベールチーズを使った価値ある一品「カマンベールチーズソフト」をいただきました。
乳酪館、道の駅のいずれかにお越しの節はぜひ「カマンベールチーズソフト」をお召し上がりくださいませ。補足、というほどのことでもないのですけれども、どちらも同じ会社が管理運営している施設だそうですから、どの施設でお買求めいただくのが良いということはないんだろうと思います。なお、「ひがしもこと乳酪館」での「カマンベールチーズソフト」の販売は5月から10月までの夏季6か月間となっているようですね。

加えて「ひがしもこと乳酪館」と「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」につきましては以下のWebサイトもご参照くださいませ。
Webサイト内にはひがしもことのナチュラルチーズをはじめとして大空町の特産品が揃うネット販売もございます。

2021.11.18

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