[2017年7月15日付で別サイトにて掲載した記事の再掲です]
— 鶴居村・どれみふぁ空さん (17.07.08) —
2017年7月8日(土)
今日は、ひがし北海道内もたいへん暑くなり、オホーツク地方の北見では30℃を、十勝地方の帯広では35℃を越えたとのこと。
そんな晴れ晴れとした日はちょっとお散歩を、ということで、鶴居村の鶴見台にある「どれみふぁ空」さんを訪れました。
快晴の鶴居村。どれみふぁ“空”~!

どれみふぁ空・・・良い名前です。
ここ鶴居村の鶴見台あたりは他にほとんど建物がなくて、道!山!そして空!ってくらい、空がとっても広いんです。

はい、このとおり。
どれみふぁ“空”!って感じ。
そして、どれみふぁ空さんの店頭にはお花やお野菜の苗が並んでいます。


実は、こちらの奥様は強い信念をもってお花を育てている方なのです。
そのお話はこの後で詳しくお話しいたしましょう。
では、店内に入ってみましょう。

2羽のタンチョウとハートのゲートが迎えてくれます。

そして、店内へ。


おみやげコーナー、そして奧にはカフェコーナーがございます。

後ほどこちらでお食事をいただくことにいたしましょう。
その前に、とってもお天気が良いので、ガーデンに出て休憩タイム。
こちらから店舗裏のガーデンに出ることができます。

今日はとっても暑いので網戸対応です。
この時期は雨でなければ網戸になっているかもしれませんね。
お花への想いがあふれる「どれみふぁガーデン」
さあ、心地よいお庭「どれみふぁガーデン」へ。

さまざまな角度からガーデンをご覧いただきます。




いろいろなお花が伸び伸びと育つ、英国式のイングリッシュガーデンです。
どれみふぁ空さんの奧様、浜野さんによると、季節ごとに様々なお花が咲くそうです。このときはバラとシャクヤクが見ごろでした。
どのようなお花が見ごろであるかは浜野さんに直接お伺いするとよろしいでしょうね。
このようにお花を育てていらっしゃる方はそれぞれにお花に思い入れを持っておられるものですが、浜野さんはご実家での経験から、お花に特別な熱い思い、強い信念をお持ちになっておられる方なのです。
というのは、浜野さんのご実家は福岡の北九州の病院であり、入院されている患者さんには怪我や病気の影響で後遺症が残ってしまったり、患者さんによっては手足の切断を余儀なくされたりなどで、これからの人生を、ご自身の未来を悲観される方もいらっしゃって、浜野さんもそのような患者さんの姿に心を痛めていたとのことでした。
そちらの病院には中庭にお花畑があって、入院されている患者さんはよくお花を見に来ていたそうです。そんなある時、毎日お花畑を見に来る、後遺症に悲しんでいる患者さんが、日々成長しやがて美しく咲いた花を見つめながら「花も一生懸命生きているんだ」とお花に勇気づけられて次第に元気を取り戻し、生きる希望を強くしていったのだそうです。浜野さんの心にはそうして強く生きていく患者さんが強く印象に残っていて、「お花には人を元気にする力があるんだ」という信念を持つようになったとのことです。
そのような浜野さんには、地元の鶴居村や釧路などの近隣地域の方が、お花の苗の選び方や育て方、株分けのコツなど、お花についてのよろず相談に訪れてきます。皆様もお花のご相談がございましたらお気軽にお声かけされてはいかがでしょう。優しい浜野さんが丁寧に答えてくださいますよ。
お花に対する特別な想いが1本1本、1輪1輪の花に伝わっている。そんな思いを強く持った「どれみふぁガーデン」なのでありました。
風味も味も大満足の「山わさびラーメン」
再び店内に戻ってランチタイムとまいりましょう。
こちらのおすすめは・・・

タンチョウ(鶴)をイメージした「丹頂カレー」、山わさびの風味が個性的な「山わさびラーメン」、そして生地にハーブを練り込んだ「ミックスピザ」。
私がぜひ皆様にご紹介したいのは「山わさびラーメン」。ここでは何度か食べていて、今日もこの「山わさびラーメン」が食べたいと思っていたのでありました。味はしょうゆ味、しお味がありますが、ご主人のおすすめはしお味。私も山わさびラーメンはしお味がおすすめ。ということで、満場一致のしお味でいただきます。

やってきました、「山わさびラーメン(しお味)」。

しお味スープにチャーシュー、メンマ、ネギ、そしておろし山わさび。もちろん、麺。
山わさびはこちらの畑で収穫された地物。山わさびはしょう油漬けで、使っているおしょう油は九州の甘めのしょう油を使用しているとのこと。・・・ということはメニューにも書いてありますが、ここでもう一つの細かい情報として、日光食品という造り醤油屋のしょう油を使用しているのだそうです。そして、日光食品さんは浜野さん(奥様)のお母様のご実家なのだそうです。山わさびは地物、しょう油はご実家のもの。それだもの、美味しいはずですわ。
では・・・箸上げ。

いっただきま~~~す!
ズッズゥ~~~。
あ、ここで一つ、「山わさびラーメン」の食べ方についての注意事項、ね。
あまり勢いよくすすらないようにしましょう。
山わさびがツーンと鼻にきて、かなりの確率でムセます。
山わさびとしお味のスープが絶妙で、メチャメチャ美味しいです。
正直、クセになるわ。。。
そしてこのスープ、ただ飲むのはもったいない。ここはできれば小ライスでも追加発注しておきましょう。奇跡のコラボとも言えるくらいにご飯がより美味しくなります。本日はライスをオーダーしませんでしたが、ぜひお試しあれ。
ということで・・・

スープの1滴、山わさびの1粒まで完食!
あ~、美味しかった。ごちそうさまでした。
冬もまた、趣がある「どれみふぁ空」さんです。
「どれみふぁ空」さんは鶴見台という場所の目の前にあります。
この鶴見台には冬になるとたくさんのタンチョウさんが集まってきて、2階のベランダからもタンチョウの皆さんを眺めることもできます。

こちらは道道53号線、鶴見台がある東側。

そしてこちらはガーデンのある西側。
冬もまた、趣が違って良いですよ。
さらに、「どれみふぁ空」さんは「日本一寒いバラの村づくり倶楽部」という事業も行っています。
詳しくはこちらのサイトをご参照ください。
http://north-rose.jpn.org/ (日本一寒いバラの村づくり倶楽部)
今回伺った時にもたくさんのバラが咲いていましたよ。

今回の取材にとっても親切に接していただいたご主人、奥様、そしてスタッフの皆さん、まことにありがとうございます。
「どれみふぁ空」さんの基本情報
店舗名: どれみふぁ空 (どれみふぁそら)
所在地: 085-1211
北海道阿寒郡鶴居村字雪裡原野北4線東17-18
電話番号: 0154-64-3987 (ムシ・サクハナ)
FAX: 0154-64-3987 (ムシ・サクハナ)[電話番号と同じ]
ホームページ: http://doremifasora.jp/
E-mail: doremifa_sora@hotmail.com
営業時間: 8:30~17:00
定休日: 火曜日 (2月・3月は無休)
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