私が“気になるスポット”。今回は弟子屈町の「900(きゅうまるまる)草原」です。
東北海道の中南部、弟子屈町にある900草原は丘陵地に広がる大パノラマの草原です。市街地からそれほど遠くなく、気軽に訪れることができます。
ということで、夏の盛りが過ぎて秋の気配も少し感じるようになってきたこの日、私も気軽に足を運んでみました。

900は「きゅうまるまる」と読み、900草原がある弟子屈町営牧場(総面積1,437ヘクタール・甲子園球場の218倍)の草地面積が900ヘクタール以上(930ヘクタール)あるから、ということに由来するのだそうです。
先ほどの看板の横にはこのようなオブジェ&看板が。

ということで、900草原にはたくさんの牛たちが放牧されています(6月から10月)。その数およそ1,200頭。それでも近年は少なくなってきているようで、多い時には2,200頭以上の牛が放牧されていたようです。

放牧地は日によって変わるようですが、私が行った日には900草原の展望台の西側の放牧地に牛たちがたくさんいました。
こんな感じで牧柵の近くまで牛が来ていました。牛好きには嬉しいふれあいのひとときです。でも、人にも牛にもそれぞれの感染症に気をつけなければなりませんので、牛には触れることなく写真だけ、です。



西側の放牧地に対して、東側には4コース、36ホールのパークゴルフ場が広がっております。

こちらのパークゴルフ場は国際パークゴルフ協会の公認コースとなっております。

また、手ぶらで行ってもパークゴルフのセット(クラブ、ボール、ティー、スコアカード)が400円で気軽にレンタル可能とあれば、これはやるしかないでしょう。趣味はゴルフと仰る方はもちろん、最近ゴルフのスコアが伸びないと嘆いている方も、普段ゴルフをしない人も、一緒にコースを歩いてみれば気分は爽快、皆さんの絆も深まることでしょう。
その他、ジンギスカン定食やエゾシカバーガー、ソフトクリーム、コーヒーなどの飲食が楽しめるレストハウスもございます。パークゴルフのセットのレンタルもこちらでどうぞ。

レストハウスの隣には展望台があります。ここからは360度、いや2周回って720度に広がる大パノラマを楽しむことができます。弟子屈、摩周はもちろん、天気が良ければ西は阿寒方面の風景が、

そして東は別海方面への地平線が広がっております。

ささやかながら動画も撮影してみました。ちょっと風が強めですけれど、現場の雰囲気が少しでも伝わるかな。
皆さまもぜひお気軽に訪れてみてくださいませ。
きっと落ち着いた、ほのぼのとしたひとときを過ごすことができることでしょう。
2021.08.22
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