小公園 【北見市】

気になるスポット

私が“気になるスポット”。今回は北見市の「小公園(しょうこうえん)」です。

「小公園」は北見市の中心部、北4条東1丁目にあります。小公園といいますが実際にはそんなに小さくありません。それでも小公園というところに奥ゆかしさが感じるのは私だけでしょうか。

この小公園の奥にあるのは北見赤十字病院です。この北見赤十字病院は以前、北隣の北6条にありましたが、2015年に移転・新築した建物であって、その前にはここに北見市役所庁舎がありました。市役所庁舎が解体され、赤十字病院が建てられても、この小公園はこの場所にあり続けています。ということは、小公園は北見市民にとって大切な場所であることが窺い知れるところでありますね。

北見駅前から北に伸びる中央通りの側から小公園を望みます。正面にあるのが北見赤十字病院です。北見市役所があった時もそうでしたが、この小公園は北見赤十字病院の前庭となるような位置関係にあります。
中央の通路の脇には花のプランターがあり、冬期を除いて季節ごとに違う花が植えられているようです。

訪れた時期に植えられていたのはブルーサルビア(フアリナセア・ビクトリアブルー)で、花言葉は「誠実」とのこと。立てられている看板には『北見市の青い空・オホーツクの青い海 「オホーツクブルー」で地域をつなごう』と書かれておりました。この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れた日の北見の空の色は目に鮮やかな青であってとても印象的であり、それだけに看板に書かれた言葉には北見に対する強い思いと説得力を感じました。

小公園の一角に「北見市民憲章」と都市宣言の表示板があります。若干汚れがありますが、このような表示があるのは一方では以前ここに北見市役所の庁舎があった名残りなのだろう、また一方で小公園には北見市民が多く訪れる、心の拠り所であることを物語っているのだろう、と思っておりました。

掲載している画像には訪れる人々の姿を撮影しておりませんが、小公園に設置されているベンチには寛いでいる方々が、大勢とは言わないまでもいらっしゃいました。また、いくつかのベンチには屋根があり、そこには藤棚がありました。藤の花が咲く季節には藤棚がとても美しく彩られるそうです。さらに冬の夜には芝生面に設置されるイルミネーションが美しいと聞きました。小公園にはまた違う季節にぜひ訪れたいものと思いました。

小公園の中心部には噴水があり、夏の暑い日には涼を求めて多くの方がいらっしゃるそうです。この噴水は市役所庁舎があった頃から存在しておりましたが、その頃の噴水には外枠があり、噴水の中に入ることはできませんでした。それが、おそらく北見赤十字病院の新築に伴ってリニューアルされたのでしょう、外枠が無くなって平面、フラットなものになり、気軽に水に触れられるようになっておりました。また、噴水のパターンも派手でなく、それでいて個性と主張を感じる、なかなかオシャレなものでありました。
噴水の様子は以下の動画をご覧ください。途中3分間程度同じ噴水が続きますが、その前後も合わせてご覧いただきたいと存じます。

北見市の小公園は季節を変えて何度も訪れたい、私の“気になるスポット”です。

2021.08.23

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