犬と猫のどちらが好きですか ?

久しぶりに、実に2年7ヶ月ぶりの出稿でございます。
犬と猫のどちらが好きかとなれば、犬には犬の良さもありますが、我が家には猫がおりますから、私としては猫の方が好き、となりますね。
私が毎日忙しく働き、気力と体力を削がれ、ストレスを溜め込んで帰宅すると、我が家では妻と猫が出迎えてくれます。
猫の名は武蔵(むさし)。
妻は「おかえり」と声をかけてくれますが、武蔵はニャーと鳴くでもなく、「お前、帰ってきたのか」という表情でただ私を見ているだけ。
その武蔵、昼間はしばらく寝て、ときどき思い出したように起きては食事と排泄を済ませてまた寝る。夜は夜でベッドで寝ている私の股の間にやって来たかと思えばまたそこで寝床を作って寝る。寝る子と書いてネコと読むとも言われますが、まあ本当によく寝ること。
でも、それが猫の良いところですな。
寄り添うわけでもなく、突き放すでもなく、付かず離れずの微妙な位置で家族の一員となっている。そんな姿を見ているだけで私にとって、そして妻にとっても十分に癒しになっております。
NHKで「ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。」という、おそらく不定期で放映されている番組があります。作家の方と飼い猫との関係を、それぞれの作家の目線から話を綴っていく番組であって、私はあのユルい感じが好きなのです。その上に、私はいずれは作家になりたいものだ、なんて冗談交じりに、しかしちょっとは真面目に考えておりまして、そうなれば武蔵と、そして妻とともにネコメンタリーに出演かぁ〜、なんて、なかなか現実にはならないでしょうね。
こうして日々、猫に癒され、慰められながら、明日もまたクソつまらない仕事に出かけて行く私なのでありました。
コメント